緑内障 目薬

もしかして緑内障?まずは簡単に自己チェックしてみよう

どんな病気にも当てはまることですが、緑内障においてもどれだけ早期に発見し、早い段階で治療をスタートすることが出来るかというのが、非常に大切な要素となります。緑内障は自覚症状がほとんどないため、なかなか気が付きにくい病気ではありますが、日頃から自分自身で自己チェックを行っていくことで、発見することも可能なのです。

緑内障の症状の大きな特徴に、視野が狭まったり、部分的に見えにくい箇所があったり、かすんだりといったものがあります。このような症状が片目だけに発症しているのであれば、日頃は両目で見て生活しているために、片目だけの異変には気が付きにくいのです。

しかし、緑内障の自己チェックは自宅でも簡単に行うことが出来ます。例えば、有名なものの1つに放送していないテレビ局のザーッという画面…いわゆる砂嵐とよばれている画面ですが、これを片目をつぶった状態で見つめるのです。視野がすべて画面になるくらいの距離から片目で見たときに、どこか欠けたりぼやけたりしていないかどうかで、緑内障の可能性を判断することが出来ます。

このことは、テレビの画面でなくとも、例えば新聞を壁に貼りつけて、それを同じように見つめてみることでも代用できます。また、カメラで撮影しようとファインダーをのぞいたときにも確認できます。さらに最近では、インターネットを利用することで、緑内障をチェックできる無料のツールやアプリもあります。

このように自分自身では発見しにくいとされる緑内障も、自己チェックの方法を知っていれば、早期発見することが出来るのです。また、これによって緑内障ではないかという症状に当てはまるものがあれば、早めに眼科を受診するようにしましょう。

緑内障がどんどん悪化…末期症状はどんなもの?

通常、一般的な緑内障の場合、じわりじわりと症状が進行していくという特徴があります。自覚症状がはっきりしないために、緑内障であることが分かったときには、すでにかなり症状が進行しているというケースも多いのです。それゆえに早期発見が非常に難しく、また失明していまう患者が多い目の病気でもあるのです。

では、具体的に緑内障はどのように進行していき、末期にはどのような状態になってしまうのでしょうか。段階を追って説明いたしましょう。

まず、緑内障でも初期の段階ですが、眼圧が上がるだけで、視力が落ちたりすることはありません。ただ気を付けて見れば、視野の周辺がごくわずか欠けていたり、かすんだりしていますが、通常は両目を使って見ていること、眼球を細かく動かしていることなどによって、気が付かなかったり、気付いても「目が疲れているのだろう」という程度で済ましてしまうケースも多々あります。

しかし、緑内障という病気はけして完治するものではなく、放っておくと徐々に進行してしまいます。例えば、緑内障の代表的な症状である視野欠損や視野狭窄といった症状の場合、最初は視野の隅の方に症状が現われているため気が付きにくいのですが、進行具合も中期に入ってくると、それが4分の1程度にまで拡大してくるため、徐々に異変に気付く方も増えてきます。

この時期を越えてくると、いよいよ末期の状態に進んでいきます。視野狭窄や視野欠損は6割程度まで進んでくるために、幅広い部分で物が見えなくなってしまいます。こうなると、日常生活にも支障をきたすようになり、普通に歩くことすら障害物に気付きにくくなるなどの弊害を引き起こすようになるのです。放っておくと進行するだけであるため、早めの治療で進行を食い止めることが緑内障においてはとても大切です。

緑内障の治療にあたって、どんな治療薬を使うの?

緑内障は一度かかってしまうと治ることはないとされています。現代の医学では、緑内障は早い段階で発見し、治療を行っていくことで、今よりも悪化させないようにします。緑内障の場合、内服薬や点眼薬が治療薬となりますが、医師の処方を守り、そして勝手な自己判断で治療をやめるようなことがないようにしましょう。

では、そもそも緑内障の治療薬とはどのようなものなのでしょうか?

一般的に緑内障の治療で処方されるのは前述のとおり、内服薬や点眼薬です。しかし、内服薬は副作用も強く、特に高齢者に多いがゆえに、他の薬との併用においては、その種類によっては禁忌であるケースも多々あるため、現在では点眼薬が治療薬として使われるケースが増えています。

緑内障はそもそも眼圧が上がることによって発症する病気とされており、点眼薬にはその眼圧を一時的に下げる効果があります。また、種類としても交感神経刺激薬や交感神経遮断薬、プロスタグランジン関連薬など様々ありますが、これらもその症状がどのようなもので、緑内障がどの程度進行しているかによって使い分けられます。もし、喘息をお持ちの方の場合は、点眼薬の種類によっては点眼後に喘息の症状が現われる場合があるため注意が必要です。

点眼薬での治療はすぐに効果が現れるというものではありません。「病院で処方されたけど、全然効果がないじゃないか!」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、長きにわたる治療が必要なのです。悪化させないように、上手く症状と付き合っていくことが、緑内障の治療をする上では大切です。医師の処方を守って継続していくようにしましょう。

パソコンって視覚障害の原因になることがあるの?

緑内障を引き起こす原因の一つとして、眼圧が上昇することが挙げられます。眼圧が高くなることで、眼球そのものが膨張し、それが視神経を圧迫するのです。視神経が圧迫されることによって、目から得た情報を正確に脳に伝えることができなくなり、視界が一部欠けて見えたり、また狭まって見えるようになったりするのです。

しかし、このような緑内障は高齢者に多く見受けられるという特徴があります。その一方で、眼圧に変化がないのに、緑内障になってしまうというケースが最近増えています。眼圧に変化がなくとも、何らかの原因で視神経に傷がつき、それが緑内障につながってしまうというパターンです。

このようなパターンに当てはまりやすいのが、日頃から目を酷使しているという場合です。あまり物を集中して見すぎてしまうと、目が疲れることは良くあるかと思います。特に近年は職場でもパソコンはビジネスツールとしては欠かせないものになっていますが、パソコンや携帯電話などの画面を長時間見続けていたりしても、やはり目の疲れを感じやすくなります。おそらく、日頃からパソコンを使っていることで、慢性的に目が疲れているという方も多いのではないでしょうか。

パソコンの画面を長時間見続けることで、目の筋肉はどんどん疲れがたまっていきます。さらに血行が悪くなってしまうために、視神経にも悪影響を及ぼしやすくなってしまいます。それこそが緑内障を引き起こす危険性を高めているのです。

つまり、パソコンを日頃から使っていても、目が疲れたなと感じたら、血行促進を図ることが重要になります。例えば、目の周囲を温めることで、疲れを癒し、血行を促進させることができるのです。また、あまり目を酷使しないよう、時々休憩を入れるなど、日頃の生活の中での工夫も大切であるといえるでしょう。

気をつけておきたい!急性緑内障ってどんなもの?

緑内障と聞くと、高齢者に多い目の病気というイメージをお持ちの方もけして少なくはありません。最初は気が付かない程度に視野が欠けたり、視界が狭まったりするのですが、悪化していくと徐々にその範囲が広がっていくのが特徴です。長い年月をかけて、じわじわと症状が悪化し、それ以外の自覚症状がないために、やっと異変を感じたときには、もう緑内障がかなり進行していた…ということもけして少なくはありません。

このような緑内障はいわゆる慢性緑内障と呼ばれるものです。「慢性」と聞くと、「急性」もあるのではないか…と思われるかもしれませんが、確かにその通りです。「急性緑内障」と呼ばれる病気も存在します。そもそも緑内障は眼圧の上昇に伴って、視神経にダメージを与えてしまう病気なのですが、その眼圧の上昇があまりに急激に発症することがあるのです。

急性緑内障の特徴はまず40代以降の女性に多いとされているということ。そして、急激な眼圧の上昇に伴い、頭痛や目の痛みがあるということです。つまり、慢性の緑内障に刃自覚症状がないのですが、急性緑内障は自覚症状がはっきりとしているのです。そして、まるで発作を起こしたように、それが突然やってくるという特徴があります。まさに「急性」なのです。

頭痛や目の痛み以外にも、吐き気や冷や汗、さらには目の前に虹が見えるという虹輪視と呼ばれる特徴的な症状があります。急性緑内障は発症したらすぐに治療を行わなければ、手遅れになる可能性もあります。治療にはレーザー手術などの外科的な手術が行われる場合と、点眼薬を使用するケースとがあります。いずれにしても、早期に治療を行うことで、最悪の事態は十分に回避できるために、このような症状があったらまずはすぐに病院を受診するように心がけましょう。

緑内障にも様々ある…続発緑内障とは一体どんなもの?

緑内障にも様々な種類がありますが、中でも緑内障以外の目の病気を併発したり、服用している薬の影響を受けることで、眼圧が一層高くなってしまうのが続発緑内障と呼ばれるものです。

続発緑内障には開放隅角型と閉塞隅角型の2種類に大別することができます。開放隅角型の場合は外傷があったり、糖尿病を患っていたり、さらには白内障を併発していたりといった場合に発症しやすいとされています。例えば、白内障であるにも関わらず、それを放置していると、眼圧がどんどん上がり、緑内障になってしまうのです。外傷の場合、隅角に亀裂が入ってしまうと、やはり眼圧を上げてしまい、続発緑内障を引き起こしやすくなります。

一方で閉塞隅角型は眼球にある水晶体が内側から外れてしまうという亜脱臼の状態であったり、網膜剥離の場合に発症しやすい続発緑内障です。またステロイド剤を使った点眼を長期的に使用することによっても、このタイプの緑内障を引き起こしやすくなります。

いずれにせよ、続発緑内障は緑内障よりもさらに眼圧を上げてしまう要因があって発症するものです。まずは、その要因を改善することとともに、これ以上、眼圧が上がらないようにするために薬を使ったり、レーザー治療を行ったりといった治療を行うことで、続発緑内障の改善を図っていきます。また、ステロイド剤を服用していることで続発緑内障を患った場合は、その薬をすぐにやめてしまうと、治療中の病気の悪化につながってしまう恐れがあるため、医師としっかり相談して、今後の服用方針を決めていくことが重要となります。

その症状は突然やってくる!緑内障に伴う発作とは?

緑内障の中でも、最も怖いのが急性緑内障発作と呼ばれるものです。その名前を聞いただけでも、突然緑内障になるというイメージが湧いてくるのではないでしょうか?まさにその通りで、ある日突然発症し、治療が遅れたり、症状の進行が早ければ、何と翌日には失明してしまう可能性もある緑内障なのです。

そもそも、なぜこのように急性緑内障発作が発症するかと言えば、やはり緑内障によく見られる眼圧の上昇ではあるのですが、発作と表現されるように、それが突然、ものすごい勢いで上がるのです。それは元々、閉塞隅角の症状がある上に、風邪を引いたり、精神的なストレスが急激に起こったり、さらには眼精疲労がピークになったりという場合に発症しやすく、とりわけ40代以降の女性に良く見られるとされています。

通常の緑内障の場合、じわりじわりと症状が進行していくために、初期の段階では自覚症状がありません。しかし、急性緑内障発作の場合は、突然発症するために、目の痛みや吐き気、頭痛など様々な症状を引き起こします。また、前兆として光を見ることで、虹のような輪が見えるという特徴的な症状もあります。

しかし、このように自覚症状がはっきりしているにも関わらず、目の痛みが軽いと、思わず内科など眼科とは異なる病院を受診してしまうケースも多々あります。実はこれが急性緑内障発作であることを見逃し、症状が悪化したり、さらには失明に至る原因となる場合もあるのです。

急性緑内障発作は例えばレーザー治療で眼圧を下げるという手術を行ったり、点眼薬を使用するケースもありますが、早い段階で適切な処置を行えば、失明の危険を十分に避けることが出来ます。それゆえに、急性緑内障発作の前兆や特徴的な自覚症状をしっかり把握することが、最悪の事態を回避できるのです。

同じものに聞こえるけど…代表的なこの2つの目の病気の違いとは?

緑内障と聞くと、高齢者に多い目の病気…そんなイメージがあるかと思います。では、「白内障とはどう違うのか?」と聞かれるとどうでしょう。どちらも高齢者に多い目の病気だけど、「緑」か「白」の違いぐらいで、具体的にどう違うのかは分からず、同じ病気だと認識されている方も多いのではないでしょうか。

緑内障は眼圧が上がるのが主な発症原因とされていますが、そのことによって視神経を圧迫し、物を見るときに見えづらい部分が出来てしまうというのが主要な症状です。いわゆる視野欠損や視野狭窄と呼ばれるものです。例えば、日頃の生活で何を見つめているときに、視界の中心から多少ずれた部分が、少し見えづらいと感じることがあります。もちろん、この症状があっても痛みがあるわけではなく、普段は両目で物を見ているため、片目で視野に異常があってもなかなか気が付きにくいのです。そして徐々に進行していくと、視野がどんどん狭まったり、かけて見える範囲が広がったりします。

一方で白内障はそもそも水晶体が白く濁ってしまうという病気です。水晶体が濁ってしまうことで、外からの光を正確に網膜に届けることが出来ず、物の見え方に異常が起きてきます。例えば、視力がやたらと落ちてしまったり、かすみ目や物がぼやけて見えるという症状が上げられます。さらに、水晶体が白く濁ってしまうがゆえに、吸収した光が乱反射し、必要以上にまぶしく見えるという症状もあります。

このように、緑内障と白内障は、その名前が非常に似ているものの、実はそのメカニズムは大きく異なっています。眼圧が上がるためか、水晶体が白く濁るためか…その原因も異なりますし、それによって現れる症状にも大きな違いがあるのです。

えっ!?緑内障って子供でも発症することがあるの?

緑内障と聞けば、白内障と同じように、高齢者がかかる目の病気であるというイメージが強いかもしれません。それゆえに、「子供でも緑内障を発症することがある」と聞くと、驚かれる方もけして少なくはないでしょう。しかし、子供でも緑内障を発症するケースはあるのです。

子供の緑内障は目の構造に発達異常があった場合に発症する発達緑内障が多く見受けられます。発達緑内障の中にも、何かしらの先天的な異常によって発症する発達緑内障だけでなく、形成異常が隅角と呼ばれる部分に見られる早発型の発達緑内障と遅発型の発達緑内障などが挙げられます。

このような発達緑内障の多くは生後1年以内に発症することが多いとされています。中には、生後1年以内に発症しなくとも、徐々に眼圧が上昇して、生後数年以内に緑内障を発症するケースもあります。そして、緑内障を発症すれば、手術を行う必要があります。さらに手術を行えば、「見る」という力をつけるための訓練も行う必要があります。その中で異常があれば、再び手術を繰り返さなければならないほど、状態が安定するためには時間がかかるのです。

子供を守るのは親しかいません。まずは、大人である親が「緑内障は子供でも発症する可能性がある病気である」という認識を強く持っておくことが重要となります。そして、子供の将来のためにも、できるだけ症状を和らげることが出来るように、治療を進めていくことが重要です。そして、もしお子さんの様子に異変を感じた場合は、すぐ病院へ連れて行くように心がけるとともに、そのような異変に気づくためにも、お子さんの様子をつぶさにチェックする習慣をつけることも重要なのです。

吐き気を伴う目の痛み…そこには重大な病気が潜んでいる

職場でも家庭でも、パソコンに触れる機会は一昔前に比べて格段に増えてきました。職場ではひたすらパソコンの画面に向かい、それ以外の時間も携帯電話やスマートフォンの小さな画面を見続けている…そうなると、どうしても目にかなりの負担を強いることになってしまいます。つまり、一昔前に比べて、日常生活において目への負担が増加した方は格段に増えているのです。

疲れ目は放っておくと慢性化し、やがて眼精疲労となります。そうなると、視神経にも悪影響を及ぼし、それが緑内障の原因となる場合も多々あります。緑内障は高齢者がかかる病気というイメージがあるかも知れませんが、近年では眼精疲労から急性緑内障を発症する若い方が増えています。

通常の緑内障はあまり自覚症状がないのが特徴ですが、急性緑内障の場合、目の痛みはもちろんのこと、頭痛や吐き気を引き起こすことがあります。とりわけ急性閉塞隅角緑内障と呼ばれるタイプの緑内障は急性発作を起こした場合に目の痛みだけでなく吐き気なども伴います。つまり、通常の慢性的な緑内障とは異なり、自覚症状をはっきりと感じることができます。

当然、このような吐き気を伴うような目の痛みは急性緑内障である可能性も高いため、早い段階で病院を受診し、適切な処置を行わなければ、失明する危険性も非常に高くなります。また、男性よりも女性、しかも近視より遠視の方に多く見られるという特徴があります。もし、吐き気を伴うような目の痛みを突然感じた場合は、至急病院を受診しましょう。

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