急性緑内障発作とは

その症状は突然やってくる!緑内障に伴う発作とは?

緑内障の中でも、最も怖いのが急性緑内障発作と呼ばれるものです。その名前を聞いただけでも、突然緑内障になるというイメージが湧いてくるのではないでしょうか?まさにその通りで、ある日突然発症し、治療が遅れたり、症状の進行が早ければ、何と翌日には失明してしまう可能性もある緑内障なのです。

そもそも、なぜこのように急性緑内障発作が発症するかと言えば、やはり緑内障によく見られる眼圧の上昇ではあるのですが、発作と表現されるように、それが突然、ものすごい勢いで上がるのです。それは元々、閉塞隅角の症状がある上に、風邪を引いたり、精神的なストレスが急激に起こったり、さらには眼精疲労がピークになったりという場合に発症しやすく、とりわけ40代以降の女性に良く見られるとされています。

通常の緑内障の場合、じわりじわりと症状が進行していくために、初期の段階では自覚症状がありません。しかし、急性緑内障発作の場合は、突然発症するために、目の痛みや吐き気、頭痛など様々な症状を引き起こします。また、前兆として光を見ることで、虹のような輪が見えるという特徴的な症状もあります。

しかし、このように自覚症状がはっきりしているにも関わらず、目の痛みが軽いと、思わず内科など眼科とは異なる病院を受診してしまうケースも多々あります。実はこれが急性緑内障発作であることを見逃し、症状が悪化したり、さらには失明に至る原因となる場合もあるのです。

急性緑内障発作は例えばレーザー治療で眼圧を下げるという手術を行ったり、点眼薬を使用するケースもありますが、早い段階で適切な処置を行えば、失明の危険を十分に避けることが出来ます。それゆえに、急性緑内障発作の前兆や特徴的な自覚症状をしっかり把握することが、最悪の事態を回避できるのです。