子供の緑内障

えっ!?緑内障って子供でも発症することがあるの?

緑内障と聞けば、白内障と同じように、高齢者がかかる目の病気であるというイメージが強いかもしれません。それゆえに、「子供でも緑内障を発症することがある」と聞くと、驚かれる方もけして少なくはないでしょう。しかし、子供でも緑内障を発症するケースはあるのです。

子供の緑内障は目の構造に発達異常があった場合に発症する発達緑内障が多く見受けられます。発達緑内障の中にも、何かしらの先天的な異常によって発症する発達緑内障だけでなく、形成異常が隅角と呼ばれる部分に見られる早発型の発達緑内障と遅発型の発達緑内障などが挙げられます。

このような発達緑内障の多くは生後1年以内に発症することが多いとされています。中には、生後1年以内に発症しなくとも、徐々に眼圧が上昇して、生後数年以内に緑内障を発症するケースもあります。そして、緑内障を発症すれば、手術を行う必要があります。さらに手術を行えば、「見る」という力をつけるための訓練も行う必要があります。その中で異常があれば、再び手術を繰り返さなければならないほど、状態が安定するためには時間がかかるのです。

子供を守るのは親しかいません。まずは、大人である親が「緑内障は子供でも発症する可能性がある病気である」という認識を強く持っておくことが重要となります。そして、子供の将来のためにも、できるだけ症状を和らげることが出来るように、治療を進めていくことが重要です。そして、もしお子さんの様子に異変を感じた場合は、すぐ病院へ連れて行くように心がけるとともに、そのような異変に気づくためにも、お子さんの様子をつぶさにチェックする習慣をつけることも重要なのです。