末期の緑内障

緑内障がどんどん悪化…末期症状はどんなもの?

通常、一般的な緑内障の場合、じわりじわりと症状が進行していくという特徴があります。自覚症状がはっきりしないために、緑内障であることが分かったときには、すでにかなり症状が進行しているというケースも多いのです。それゆえに早期発見が非常に難しく、また失明していまう患者が多い目の病気でもあるのです。

では、具体的に緑内障はどのように進行していき、末期にはどのような状態になってしまうのでしょうか。段階を追って説明いたしましょう。

まず、緑内障でも初期の段階ですが、眼圧が上がるだけで、視力が落ちたりすることはありません。ただ気を付けて見れば、視野の周辺がごくわずか欠けていたり、かすんだりしていますが、通常は両目を使って見ていること、眼球を細かく動かしていることなどによって、気が付かなかったり、気付いても「目が疲れているのだろう」という程度で済ましてしまうケースも多々あります。

しかし、緑内障という病気はけして完治するものではなく、放っておくと徐々に進行してしまいます。例えば、緑内障の代表的な症状である視野欠損や視野狭窄といった症状の場合、最初は視野の隅の方に症状が現われているため気が付きにくいのですが、進行具合も中期に入ってくると、それが4分の1程度にまで拡大してくるため、徐々に異変に気付く方も増えてきます。

この時期を越えてくると、いよいよ末期の状態に進んでいきます。視野狭窄や視野欠損は6割程度まで進んでくるために、幅広い部分で物が見えなくなってしまいます。こうなると、日常生活にも支障をきたすようになり、普通に歩くことすら障害物に気付きにくくなるなどの弊害を引き起こすようになるのです。放っておくと進行するだけであるため、早めの治療で進行を食い止めることが緑内障においてはとても大切です。